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頭のかたち外来

2025年より「頭のかたち外来」を開始します。(詳細な時期は未定)

担当医の都合により金曜日を除く、月曜日〜木曜日、土曜日に対応が可能です。

頭のかたち外来では、いわゆる「絶壁(短頭症)」や向き癖などで頭の形が高度に変形したお子さんに対して、
ヘルメット療法を中心に理学療法なども併用し頭の形を改善させることを目的とする専門外来です。

使用するヘルメット

当院で使用するヘルメットは株式会社Berryさんの「ベビーバンド」となります。

ベビーバンドに関してはコチラを参照

診察の流れ

頭のかたち外来では、まず診察を行います。その後、カメラ撮影による3Dスキャンを行い、客観的に頭の形の重症度を評価します。

頭の形の重症度の結果を元に、治療方法をご相談致します。

 

斜頭症とは?

斜頭症(偏頭症、または後頭部変形性斜頭症)は、出生後の向き癖により頭の形が非対称になることや、いわゆる「絶壁」になる状態のことを言います。

主に、頭の圧力分布や寝姿勢による向き癖によって引き起こされることが多いとされています。

影響・予後

発達への影響や長期的な結果に関しては研究が進められています。

まれに、顎関節や歯列に影響を与える可能性があると言われておりますが、はっきりした研究はありません。

斜頭症が脳の成長そのものに直接的な影響を与える確固としたエビデンスはなく、現在は否定的な見解が多いです。

治療・費用

基本的には早期介入が効果的と言われており、頭の形への影響を最小限に抑えることができます。
治療方法には「体位変換」「タミータイム」の理学療法と「ヘルメット治療」の2種類があります。

軽症-中等症であれば理学療法(具体的には1日30分以上のタミータイム)で改善することは海外の論文で既に報告されています。(日本の報告はなし)ただし、重症度が重度と判定された児に関しては、7割が自然治癒せず、変化なし、むしろ悪化するというデータがあります。

ヘルメット療法は赤ちゃん1人1人に対してのオーダーメイドで設計するものであり、自費診療です。
当院採用のヘルメットは「ベビーバンド」です。ベビーバンドの詳細はこちらをご確認ください。
https://www.babyband.jp/
費用は診察、計測、その後のフォロー全て含めて33万円(税込)です。

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