当クリニックではプラセンタ注射を取り扱っております。
ご希望の患者様は受付にてお申し出ください。
基本的には自費診療となります。
45歳〜59歳の更年期障害をお持ちの患者様のみ保険診療が可能です。
詳細は後述します。
プラセンタ注射とは
「プラセンタ」とは胎児と母をつなぐ胎盤のことで「プラセンタ注射」とは胎盤由来の成分を注射で投与することです。
プラセンタには美肌効果、自然治癒力の増量、体内の血流改善作用,抗疲労作用、肝機能強化・代謝改善、抗アレルギー効果などがあると言われています。その作用から紀元前・古代ギリシャ時代にも医師ヒポクラテスが治療に用いたという記録も残っております。近年、その美肌・アンチエイジング効果など様々な効果を示す研究結果が非常に注目されています。
厚生省認可の医薬品「メルスモン」
当クリニックではメルスモン製薬株式会社で製造された「メルスモン」を使用しております。
「メルスモン」は1965年に厚生省の認可を取得しております。
国内の感染のない健康なヒト胎盤を原料とし、多種アミノ酸を含有しております。
胎盤一つ一つに核酸増幅検査を行い各種感染症の感染がないことを確認し、
製造の最終段階では高熱処理を加えて滅菌しております。
費用
自費診療(45〜59歳で更年期障害がある方以外)
初診料 (当クリニックへの来院歴がない方:初回のみ) | 1,650円 |
再診料(注射料金のみ) | なし |
1本 | 1,200円 |
2本 | 2,200円 |
3本 | 3,000円 |
当クリニックでは1回につき3A(6ml)を限度とさせて頂きます。
保険診療(45〜59歳で更年期障害がある方)
保険診療では1回1A(2ml)、定期的に週1〜3回程度通院できる方が対象
初診 | 自己負担額は1000円程度 |
再診 | 自己負担額は500円程度 |
保険の場合、受付が平日夕方18時、土曜12時を超える場合には夜間休日加算がかかります。
プラセンタ注射で期待できる効果
プラセンタ注射には様々な効能効果が確認されています。
新陳代謝を活性化させ、より新しい血液・体液や細胞を生成するために必要なものです。
それにより下記の効果が期待されています。
- 抗酸化作用
- 美容作用(コラーゲン増殖、しみ・しわの改善、色素沈着の改善)
- 女性更年期症状の改善
- 肩こり・ひざ痛の改善
- 骨密度の改善
- 花粉症の改善
プラセンタ注射のメリット
- 国内の産婦人科で健康な母親から正常分娩で生まれた胎盤を使用
- 国内で生産され厚生労働省が医薬品として認可している
- 長年使用されており安全性において実績がある
- 様々な効果を同時に期待できる
プランタ注射のデメリット
プラセンタ注射はヒト由来成分の投与のためリスク・デメリットが少ないことが有名ですが、頻度の多いデメリットとして痛みが挙げられます。
注射針にてプラセンタを注入しますので、他の注射同様、注射針の痛みや注射に伴う内出血等のリスクはあります。
しかし、これはプラセンタ注射特有のものではなく、注射全般に関してのデメリットとなります。
また、生物由来(ヒト)製剤のため、治療後は献血ができなくなります。
プラセンタ注射の頻度
治療初期は量と頻度が少ないと効果が実感しづらいため、
治療開始4週間は週に2〜3回、2本(4ml)以上をお薦めしております。
4週間程度使用して効果が安定した後は1〜4週に1回2本程度治療を受けて頂くことで効果を維持することが可能です。
注意事項
*当クリニックで使用するプラセンタは人の胎盤(臓器)を原材料としています。
*当クリニックで使用するプラセンタ製剤は製造メーカーで厳密に検査を受けています。
*当クリニックで使用する製品は販売当初から、製品を起因とした感染症の報告はございませんが、生物由来(ヒト)の製剤のため,一度でもプラセンタ注射をお受けになりますと,献血ができなくなります。
*ヒト胎盤由来の原材料とした医薬品により,感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありませんが,変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染リスクを完全に否定はできません。
*厚生労働省の通達により、プラセンタ注射を受ける方には説明の上、承諾書にご署名を頂き投与を実施しております。

執筆者
金 尚英KIN NAOHIDE
副院長
赤羽小児科クリニックの副院長、金 尚英(きんなおひで)です。私自身、二児の父親として子育てに奮闘する毎日を送っております。
その実体験を活かしながら、皆様のホームドクターとして、信頼に応えられるようこれからも学び続け、成長してまいります。
必要な時にいつでも頼れる存在として、ちょっとした体調の不安や育児のお悩みなども、ぜひお気軽にご相談ください。
所有資格
- 2011年 日本大学医学部医学科 卒業
- 2011年4月〜 川口市立医療センター 初期臨床研修(小児コース)
- 2013年4月〜 日本大学医学部小児科入局 附属病院にて後期研修
- 2015年4月〜 あしかがの森足利病院へ医局派遣
- 2015年10月〜 沼津市立病院へ医局派遣
- 2016年10月〜 都立広尾病院へ医局派遣
- 2020年4月〜 赤羽小児科クリニック 副院長就任